About

Ricardo Marzi / リカルド・マルツィ

彫刻家の祖父と木彫り職人の父を持つリカルドは、若い時からイタリア・フィレンツェのアトリエで働き、アルチザンの世界で自らの表現方法を模索していました。新しい素材、新たな表現方法、新しい芸術を求めていたリカルドは、ある時、琥珀に閉じ込められた化石からインスピレーションを受け、樹脂の透明性を活かした新たなアートへのイメージを膨らませました。「リカルド・マルツィ」の誕生の瞬間です。

Beauty / その美しすぎる器

リカルド・マルツィの器には、誰もが素直に「美しい」と感じる魅力があります。それは原初の美しさ。小麦の穂に草花やスパイスなど、「身近にある自然」をそのままアクリル樹脂の中に閉じ込めたその器には、彼が幼いころから慣れ親しんだ原風景そのものが詰まっているのです。

琥珀に閉じ込められた化石が何千年もの間存在し続けているように、アクリル樹脂に閉じ込められた植物たちは、その器の中で、原初の、ありのままの美しさであり続けています。食器として、あるいはインテリアとして、贈答品として、これほど素敵な一品は他にありません。

Craftsmanship / 匠のこだわり

アクリル樹脂製の器はガラス製と違い、衝撃に強く頑丈で、傷がつきにくいという利点があります。自然素材の美しい色を再現する透明度の高い輝くような光沢も魅力です。リカルド・マルツィは、鋳型へ樹脂を充填する工程で気泡が入らないようさまざまな工夫を凝らし制作。仕上げの段階では表面に何度もサンドペーパーをあてて磨き上げ、最高の品質を追求しています。
 
 
 

Artistic / 食卓の芸術

彼が最初に試したのはトウモロコシの粒をぎっしりと閉じ込めた平皿でした。しかし結果は失敗。感動するような美しさや面白さはありませんでした。しかし数日後、リカルドは中庭の光景に目を見張りました。工房の中庭に放置してあった失敗作の平皿に数羽のニワトリが集まり、一生懸命に透明の樹脂に閉じ込められたトウモロコシの粒をつついているのです。その光景に強く創作意欲をかき立てられたリカルドは、麦穂、カシの木やポプラの葉、エニシダ、燕麦などトスカーナの大自然で試行錯誤を重ね、ついには最初に思い描いたトスカーナの風景を透明の樹脂に閉じ込めた美しい作品の数々を生み出すことに成功したのです。

PAGE TOP